この記事では、初心者でも読まれるブログ記事を書く方法と構成と共にテンプレートをご紹介。流れに沿って詳しく解説してゆきます。ブログで「記事が上手くまとまらなくなってしまったり、折角書いたのに全然読まれない」というお悩みをよく聞きます。
ブログ記事が読まれない事には、その先の集客や販売に繋げる事が出来なくなってしまいますよね。
そんな時お勧めするのが、ブログ記事のテンプレートを活用してまずは真似て書いてみる事です。
ブログ記事が上手く書けなくて悩んでいるあなたも、この記事にあるテンプレートの手順に沿って進めれば、読まれる記事が書けるようになりますので、是非参考にして頂ければと思います!
- 記事が全然読まれないので、改善したい!
- 途中で話がまとまらなくなるのを改善したい!
- 精読され、反応の取れる記事が書きたい!
なお、ブログで集客をしたい方に向けて以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご活用ください!
→ブログの集客方法を歴10年のプロが徹底解説!成功へのステップとコツはこれだ!
Unlimited Potential代表 佐藤旭
ブログ・Webメディア集客の専門家 / 書籍「UP-BLOG」著者(厚有出版)
広告収益のみを狙う「ブロガー型メディア」ではなく、同一ブログ上にて物販・コンテンツ販売・自社オンラインサロン販売・自社コンサルティングサービス販売を多面展開する「集客用資産メディア」の構築を個人・法人クライアントに指導するこの道10年の専門家。
最初に・・・。読まれるブログ記事の構成はこれだ!
タイトルから入り、冒頭で読み進めるか判断し、見出しで概要が確認でき、まとめで記事がまとめられている。
と言う流れです。
そして、この数字が僕がお勧めする作る順番です。
実は記事の中身は一番最後なんです。何故この順番かと言うと、この記事の中身から書き始めてしまうと、話が途中でブレてしまい本当は伝えるはずだったテーマがまとまらなくなってしまうからです。
それぞれ順を追って解説してゆきますね。
読まれるブログ記事の組み立て方とテンプレート
ここからは、読まれる記事の構成に沿って記事を組み立てる順番を解説してゆきます。
途中、僕が実際に使っているテンプレートも用意してあるので、コピペして使ってみてください。
1)何をテーマとした記事なのか?仮のキーワードとタイトル決めよう
まずは、「何をテーマに書くのか?」からスタートさせます。
『自分が書きたい事・伝えたい事(テーマ)・記事のゴール(落ち)』は何か?を最初の段階で決めておかないと、「アレもコレも」とブレてしまいまとまらない記事になってしまうからです。
ザックリとで構わないので自分が記事にしたい事を要約してみましょう。
下の図のフォーマットを参考に
- 書きたい事伝えたい事のリストアップ
- 記事を読むと読者はどうなるのか?記事のゴール
- 記事を要約するキーワードは何になるか候補のリストアップ
書きたい事を要約する言葉をキーワードとして2~3個に絞り込み、タイトルとして仮でいいので作ります。
僕は以下のフォーマットを使い、リストアップしています。
この記事で書きたい事は何か? | |
書きたい事・伝えたい事 | 1)書きたい事・伝えたい事 |
2)書きたい事・伝えたい事 | |
3)書きたい事・伝えたい事 | |
4)書きたい事・伝えたい事 | |
つまり、この記事を読むと読者はどうなるのか? | |
この記事を読む事で・・・『○○』になる! | |
この記事のキーワードの候補は何か? 2~3こ |
|
キーワード1 / キーワード2 / キーワード3 | |
キーワード候補を盛り込んだ記事のタイルは何か? | |
この記事のタイトルは『○○』である! |
ここまで出来たら、次のステップに進みます。
2)ターゲットはどんな人なのか?具体化し、絞り込もう
次に、あなたが記事にしようとしているテーマは、一体どんなことで悩んでいる方をターゲットにしているのか?を考えます。
ブログ記事はターゲットが絞り込めないと読まれません。
何故なら「この情報が欲しかった!」と言う方が自分に役立つものなのかどうかが伝わらなくなるからです。
まずは、ターゲットを絞り込むために悩みをリストアップしてみましょう。
悩みのリストアップができたら、次に「ではターゲットはどうなりたくて、悩んでいるのか?」
「何が解決策で、ハッピーになるのか?」を予測し、仮で構わないので書き出してみましょう!
Point:悩みの数は、具体的に絞り込むようにする事です。何故なら悩みを拾いすぎてしまうと話が広がり過ぎてしまう為です。
あくまでこの記事は○○で悩んで△△になりたい人向け!と言う風にです。
僕は以下のフォーマットを使い、リストアップしています。
ターゲットの悩みは何だ? |
悩み1: |
悩み2: |
悩み3: |
つまり、ターゲットはどうなりたいのか? |
ターゲットは『△△』になりたいと思っているはず! |
なぜ「予測で仮」かと言うと、現段階では裏付けが取れていない為、あなたの思い込みの可能性があるからです。
実は、読まれない記事は筆者の思い込みで書いていて、ターゲットの求めている情報とズレてしまっていることがよくあるからです。
その為、裏付けをとる為に次のステップに進みます。
3)あなたの記事がターゲットに刺さるよう、裏付けリサーチを行おう
次に1)で考えたあなたが書きたいテーマは、2)で考えたターゲットの悩みを解決できるのか?を考え、紐づけます。
例えあなたの記事が濃い内容だったとしても、ターゲットがズレてしまえば届ける事が出来ないからです。
『あなたの記事=読者さんの悩み解決』 なのかどうか?をマッチさせます。
まずは、下の図を参考に1)で決めた記事のテーマと、2)で考えたターゲットの悩みを下の図を参考にリストアップします。
このように、「あなたが記事を通して提供できることが、ターゲットが悩みを解決するために欲している情報になるのかどうか?」を図で比較して整理します。
そして、あなたの記事のゴールがターゲットのゴールと一致すれば、ターゲットに刺さる読まれる記事になるということになります。
ここで矛盾が生じてしまった場合は
- ターゲットを再度選定しなおす
- あなたがターゲットに寄ったテーマにする
どちらかを行い、合致するようにしてください。
慣れてしまえば、ここまでの流れはすぐにできるようになります。
僕は以下のフォーマットを使い、リストアップしています。
記事のメインテーマ | |
あなたが提供できることは何か? | ターゲットの悩みは何か? |
書こうと思っていた事1 | ターゲットの悩み1 |
書こうと思っていた事2 | ターゲットの悩み2 |
書こうと思っていた事3 | ターゲットの悩み3 |
結論、何がゴールか? | |
あなたの記事を読めば『〇〇』になる! | ターゲットは『△△』になりたいと思っているはず! |
このテーマの記事を要約するキーワードはコレだと思う! | |
キーワード1 / キーワード2 / キーワード3 |
この次に、改めて記事を要約するキーワード候補を1)のワークでリストアップしたものを元に選定しなおします。
キーワードの候補はこの時点でも予測で構いません。
ここまでできたら、次にリサーチを行います。
このステップでリストアップしたキーワード候補で実際に検索をしてみましょう。
リサーチで行うことは以下の通りです。
①最低でもTOP10の記事を読み、検索者の意図を汲み取ります。要はあなたが思っていたキーワードで検索をする読者は、あなたのターゲットになるのか?という事の裏付けをとります。
検索結果で掲載されている記事のメインテーマがあなたの書こうと思ってした記事と中身が違う場合、そのキーワードは適切ではない。ということになります。
別のキーワードの組み合わせで検索を行い、合致するまで繰り返します。
②キーワードとターゲットの組み合わせが合致したら、最低でもTOP10を精読し、共通する内容は何なのか?その共通することは自分の記事で取り扱う内容なのか?をリストアップします。
ここでの考え方は、検索上位に表示されている記事に共通することは、ターゲットが求めている答え・情報である事が多いということです。
分かりやすい話、検索上位に掲載されたいなら、既に上位表示されている内容を抑えた上で、更に質を高める必要があるからです。
補足:「検索上位に表示されている記事に共通することは、ターゲットが求めている答え・情報である事が多い」とあえて書いたのは、必ずそうとは限らない事もあるからです。
あくまで検索エンジンに評価されている情報ということがベースということは、少しわかりにくいですが補足させて下さい。
ここで情報が不足してしまうと、検索者にとって情報が不足しているという判断をGoogleをはじめとする検索エンジンにされてしまいます。
ただし、明らかにガセであったり情報として古いものは除外するようにしてください。
僕は以下のフォーマットを使い、リストアップしています。
検索上位記事で共通して取り扱われている事 | あなたの記事に取り扱いはあるか? |
1: | Yes / No |
2: | Yes / No |
3: | Yes / No |
4: | Yes / No |
5: | Yes / No |
*リストは、数が多かったらもっと増やしても大丈夫です。
4)冒頭でターゲットに向けた2要素をもれなく書こう
次に、記事の冒頭の文章を作ります。
読者は、タイトルをみて「お、この記事は自分が探していた情報だ!」と思い記事にアクセスをしてくれます。
記事にアクセスをした後に、まず彼らが読むのはズバリ『冒頭の文章』です。
これは、「この記事は本当に自分の探していた情報なのか?」「どこにその情報があるのか?」を確認してから読み進めるかどうかを判断するからです。
冒頭で、この先でお伝えする2要素が分かりにくい、もしくは足りないと即離脱されてしまいます。
あなたも経験があると思いますが「結論どうなの?よくわからないなぁ・・・。」と思ったらすぐにページを閉じてしまいますよね。
なので、冒頭の文章で「この記事はあなたの為の記事なんですよ!」ということを伝える文章にしましょう!
盛り込む2要素として
- 改めてターゲットの悩みや欲している情報を提示する
- この記事を読む事で①が解決できる旨を伝える
これが必須になります。
4)のステップでリサーチをした際に「この伝え方は分かりやすいな」と言うものがあれば、構成を取り入れるのも手ですね!
5)記事のまとめをつくろう
次に、記事のまとめを作ります。
記事が上手くまとまらなかったり、ブレてしまうのは「記事が何をもって終わるのか?」となるまとめ部分が決まっていない事が原因にあります。
スタートとなる冒頭文章とゴールとなるまとめが決まっていれば、最後になぜか全然違う話になってしまう事を防げます。
また、冒頭部分と同じ内容になるようにする事で、記事の中身が散ってしまうのを防ぐ事が出来ます。
まとめでは、改めて記事の要約・抑えるべきポイントをリストアップするなどしても読者さんに喜ばれます。
6)記事の要点を見出しにしよう
次に、記事の見出しを作ります。
見出しは記事で取り扱う内容を要点としてリストアップしたものを順番に並べます。
僕は以下のフォーマットを使い、リストアップしています。
記事のテーマとゴールは何だ? |
この記事は『○○というテーマで悩んでいるターゲットが△△出来る』事がゴールだ! |
ゴールに導くための要点を順番にするとこうなる! |
要点(見出し)1: |
要点(見出し)2: |
要点(見出し)3: |
要点(見出し)4: |
結論 この手順を踏む事で、ターゲットのニーズは満たせる! |
ここまでできれば、タイトル⇒冒頭部分⇒見出し⇒まとめの流れができるので、記事がブレる事が無くなります。
また、読者は初見で流し読みをすることが非常に多い為、このメインとなり目立つ要素がぱっと見で分かれば「お、ここきになるぞ」と精読をしてくれるようになります。
WordPressの場合は、自動で見出しを目次化してくれる便利なプラグインがあります。
これを使えば、冒頭部分で記事の構成がパッと見て分かるので、記事の概要を伝えやすくなるのと、気になる所から読み進めてもらえるようになるのでインストールをお勧めします。
⇒WordPressで目次を自動生成してくれる便利なプラグイン解説ページへ
7)記事の中身は4つのポイントを抑えて肉付けよう
ここでようやく6)のステップで出来た見出しに中身を肉付けしてゆきます。
ここまでできれば、一貫性があり、かなり読み進めやすい記事の構成になっています。
しかし、記事の中身はただ書けばいいという訳ではありません。
何故ならしっかりとポイントを抑えないと、ここでもまた精読されない・離脱されてしまう原因を作ってしまうからです。
読まれる記事にする為のポイントは大きく分けて4つあります。
ポイント1:言葉は可能な限り分かりやすくする事。
専門用語は極力避ける事。どうしても使わなくてはいけない場合は注釈を入れる事。
何故なら、「分からなくて/困っていて」調べている為、途中で「難しい/分からない」となると、離脱されてしまうからです。
もしくは、「この意味は何だろう・・・?」と他のサイトへと検索をしに行ってしまい、戻ってこなくなる可能性があるからですね。
ポイント2:重要なところが分かるようにするする事。
文字の強調やマーカーの活用をして、視覚的に「あ、ここ大切なんだな」と分かるようにする事です。
併せて適度な行間を入れて読みやすくするように工夫しましょう。
他のブログやニュースサイトをみて「この行間読みやすいな」と思ったものがあれば、積極的に取り入れるといいですね。
ポイント3:文字以外に画像を使いイメージしやすくする事。
2番と同じく、より分かりやすくすることが狙いです。
特に解説系はマストです。例えばテキストを読んでよく分からなくて調べた方がターゲットであれば、同じくテキストベースだと「やっぱりよく分からない」となってしまいます。
ポイント4:必要に応じて裏付けデータを活用する事。
「この情報は裏の取れている確かな情報ですよ」ということをリンク先情報と共に伝え、信頼して読み進めてもらうようにする事です。
そして、引用の際は引用した記事を引用ではなく、大元の一次データにしましょう。
また、可能な限り許可を取るといいですね。「無断で使われた!」とトラブルになることを防げます。
画像はこちらの2つの記事で特集を組んでいます。
使うものが決まっていなければ、是非併せて活用してくださいね!
8)全体を読み直して違和感がないか、統一感を出す
肉付けが一通りできたら、一回タイトルから通しで読んでみましょう。
チェックするポイントは
- 話が脱線していないか?
- 冒頭からまとめまでを読み、『読者さんの悩み』が解決できているのか?
- 文章の構成は読みにくくないか?
- 文字装飾や画像を使ってもっと分かりやすくできないか?
この4つです。これらをチェックして気付いたところは修正します。
この時にタイトルや冒頭文章、見出しやまとめも必要を感じたら修正します。
ここが重要!
あなたの記事の情報を必要とする読者目線でチェックをする事!
(しかも予備知識ゼロ前提)
9)必要に応じて画像の追加・文字強調・内部リンク等の調整
ここまできたら、最後に改めて読み返し「読みにくくないか?」「分かりやすいか?」をチェックします。
いわゆるダブルチェックですね!^^
また、パソコンとスマホ両方で読み返すようにしましょう。
見慣れた画面だと気づかない事に気付けることが多いので、必ず両方で行ってくださいね!
WordPressの場合、プラグイン『Public Post Preview』を使えば管理画面にログインしなくても、専用URLから下書きを読めるようになります。
添削をしてもらえる環境であれば、一度チェックしてもらうといいですね!
⇒公開前の下書きが管理者以外でも読める便利なプラグイン解説ページへ
ここまでできたら公開・・・!と行きたいところですが、お勧めは一晩おいて翌日に改めて読み直してみる事です。
なぜなら、記事を書いているあなたは何度も読み直しているので、だんだんと違和感が無くなってしまうからです。
例え誤字脱字があっても、脳内で勝手に修正した状態で理解してしまう事がホントありますので・・・一度冷静になろう。って事です。
僕も読み返すと恐ろしいくらいの誤字脱字に焦って修正することもあります(笑)
そして、いよいよ公開です!公開をしたら、Googleにも忘れずに更新の通知を送っておきましょう!
検索エンジンにいち早くインデックスされるようになりますよ~。
まとめ 読まれる記事を書くためには手順を踏む事!
手の込んだ記事は後から評価されるようになる!
『初心者必読!恐ろしく読まれるブログ記事の書き方と構成テンプレート』ということで、その手順を解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
正直「こんなにやるのか・・・。」と思われたかもしれません。
厳しい話ですが、楽してどうにかしようとした記事に読者は時間を割いてくれません。
逆の立場だったら、絶対に読まないですよね。
ただし!
しっかりと作り込んだ記事はずっと残りますので、継続してアクセスを集めてくれる記事になります。
このブログも、2年以上前に公開した記事からいまだにお問い合わせがあります。
最後に、記事は公開したら終わりではなく、その後のメンテナンスも必要です。
何故なら情報が古くなったり、後から追記できる情報が増えてくるからですね。
詳しいやり方はこちらの2つの記事で詳しく解説していますので、是非併せて読んで理解を深めていただけてればと思います^^
⇒【ブログのリライトやり方まとめ】過去記事を検索1位にした全手法を公開!
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