この記事ではブログ集客の専門家が初心者に向け、見出しH1〜H6の上手な使い方やコツを例文を交えて解説します。
ブログの精読率や集客力の向上、そして検索上に掲載するSEO対策にも有効なのでぜひ参考にしてください。
こんにちは!集客ブログの専門家、Unlimited Potential代表の佐藤です。
ブログを書く時に大切なのが、見出しの書き方です。
見出しは記事の顔であり、読者が記事を読むかどうかを決める重要な役割を持っています。
また、キーワードをうまく取り入れた魅力的なタイトルを作ることで、検索ユーザーがクリックする確率を高めることができます。
ただし、見出しを書く際には、闇雲に使うのではなく読者に興味を持ってもらえるように工夫することが重要です。
そこで、この記事では一体どんなことに注意して見出しを作ればよいのか。
例文を交えて解説をします。
ぜひ、今回の記事を参考にして、自分のブログの見出しをより魅力的にしてみてください。
なお、ブログで集客をしたい方に向けて以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご活用ください!
→ブログの集客方法を歴10年のプロが徹底解説!成功へのステップとコツはこれだ!
Unlimited Potential代表 佐藤旭
ブログ・Webメディア集客の専門家 / 書籍「UP-BLOG」著者(厚有出版)
広告収益のみを狙う「ブロガー型メディア」ではなく、同一ブログ上にて物販・コンテンツ販売・自社オンラインサロン販売・自社コンサルティングサービス販売を多面展開する「集客用資産メディア」の構築を個人・法人クライアントに指導するこの道10年の専門家。
この記事の目次
ブログの見出しの基本!押えておきたいポイント
まずは、ブログの見出しを上手に活用し、検索エンジンからもアクセスを集めやすくするために押えておきたいポイントを解説します。
これらをまず押えることで、ユーザーの精読率が上がり理解度が上がるため、あなたのブログへの信頼度アップが期待できるようになります。
そうすることで、メルマガ登録やリンククリック、商品購入やお問合わせへと繋がりやすくなります。
ブログ見出しH1〜H6の役割と重要性
まず、ブログの見出しは、記事の内容を簡潔に表現し、読者に「この記事であなたの目的達成がしやすくなりますよ」とアピールする重要な役割を担っています。
見出しは、記事のタイトルやサブタイトルにあたり、最初に目に飛び込んでくる部分です。
そのため、読者に興味を引き、記事を読んでもらうために、見出しは非常に重要です。
また、見出しにはH1〜H6のHTMLタグがあり、数字が小さいほど重要度が高く、それぞれに使用ルールがあります。
見出し1(H1タグ)は、記事のタイトルで1度だけ使用
見出し1(H1タグ)は記事のタイトルで1度しか使いません。
WordPressなどの場合、自動で記事のタイトルがH1タグになるため、記事の中では使いません。
この見出し1(H1タグ)が一番重要です。
なぜなら、タイトルとなるH1タグで「検索ユーザーの目的の記事がこれだ」と明確に伝える必要があるからです。
見出し2(H2タグ)は、記事の要点
見出し2(H2タグ)は、記事のタイトルとなるH1タグの要点です。
基本的に新しい見出しはH2タグを使います。
見出し2(H2タグ)は、記事の中身の要点伝える上で最も重要な役割を果たします。
原則として、見出し1と見出し2はブログ記事で必ず使う見出しだと覚えましょう。
理想的な見出しは、「見出し1と見出し2だけでその記事の主題が何で、何がわかるのか。」とすることです。
見出し3〜見出し6(H3タグ〜H6タグ)は、見出し2の要点
見出し3〜見出し6(H3タグ〜H6タグ)は、記事の要点となる見出し2(H2タグ)の要点です。
そのため、見出し3〜見出し6(H3タグ〜H6タグ)は、見出し2(H2タグ)の中で使います。
ただし、見出し3以下は絶対に必要があるわけではありません。
なぜなら、見出し2で要点が押さえられ、それ以上細かくする必要がない場合があるからです。
具体的な例を出しましょう。
例えば、カレーの作り方のレシピ記事の場合、以下のような見出しタグ構成になります。
- レンジで簡単!10分でできる激ウマカレーの作り方(見出し1)
- 必要な食材と使う道具(見出し2)
- 調理工程(見出し2)
- 食材をカットする(見出し3)
- 食材をタッパーに入れ、レンジで加熱する(見出し3)
- 盛り付ける(見出し3)
- コツ・ポイント(見出し2)
- コツ1(見出し3)
- コツ2(見出し3)
- まとめ(見出し2)
見出し3の使い方にも注目です。
例の場合、調理工程(見出し2)の要点が見出し3となっています。
- このブログはこういった目的達成に役立ちますよ(見出し1)
- その目的達成の要点はこれですよ(見出し2)
- 更に細かいポイントこれですよ(見出し3)
- 次の要点はこれですよ(見出し2)
- 更に細かいポイントはこれですよ(見出し3)
- その目的達成の要点はこれですよ(見出し2)
上記のような構成にしてあげれば、「この記事が何についてなのか / 記事の要素が何なのか」という重要なポイントが見出しだけで分かるようになります。
見出しは、検索ユーザーがブログを読む際に一番最初に見るところであり、SEOでも評価されるポイントです。
見出しを見るだけで「検索ユーザーが目的達成できることがおおよそ理解できる」ようにしましょう。
アクセスされるブログに共通する見出し3つの特徴
次に、検索でも上位表示され、アクセスが集まるブログ見出しには、以下のような3つ特徴があります。
- 簡潔でわかりやすい:長すぎず、読み手にとって分かりやすい言葉で表現されていることが重要です。
特に検索ユーザーは「分からなくて」調べているので、「パット見てわかる」が重要です。 - 読者の興味を引く書き方としている:興味を引くような印象的で個性的な表現を用いることで、読者の目を引きつけます。
- SEOに最適化されている:記事のキーワードを適切に見出しに含めることで、SEO対策に効果的な見出しを作成することができます。
ブログ見出しの作成方法
最後に、良いブログ見出しを作成するためには、以下のような方法があります。
主題を明確にし、目的達成ができることを伝える
記事の中心となるテーマやキーワードを明確にし、それを見出しに反映させます。
先程のカレーレシピのように「どこに何が書いてあり、この記事の流れに沿えば目的達成ができる」ということがわかるようにします。
興味を引く言葉を使う
独自の表現やキャッチフレーズを使い、読者の目を引くような見出しを作成します。
絶対ではありませんが、例えば初心者向けであれば「初心者でも安心!」など、安心できる要素を盛り込むなどが挙げられます。
具体的で簡潔にする
長すぎず、具体的でわかりやすい見出しを作成します。
「手順1」「手順2」ではなく「手順1:食材をカットする」「手順2:食材をタッパーに入れてレンジ加熱する」というふうに、具体的にします。
ただし、「手順1:まずはじゃがいもと人参をカットして次にお肉を一口大にカットします」のように長くならないようにしましょう。
例の場合、予め前の見出しで食材が何なのかを解説してあります。
ですので、食材といえば何を指すのかがすでに書かれているため入れず、「要は何をするのか」だけにとどめます。
検索ユーザーに向けたキーワードを意識する
キーワードを見出しに含めることで、SEO対策にも有効な見出しを作成することができます。
ブログは大抵の場合、検索エンジンからのユーザーのアクセスを目的として運営しています。
その検索結果に掲載されるためには、ユーザーが実際に検索時に使用する「検索キーワード」を含める必要があります。
そうすることで、「調べていたことについてここにある」ということがユーザーに分かりやすくなり、SEOでも効果が出るようになってくるのです。
精読率を上げ、ユーザーの理解を深めるブログ見出しの例
ここからは、具体的にどんな見出しのパターンがあるのかいくつか例を挙げてゆきます。
見出しが魅力的になれば、ユーザーはそれだけ記事に興味を持ち、精読してくれるようになります。
そうすることで理解が深まり、記事への信頼度が向上し、その先のメルマガ登録やお問合わせへ繋がりやすくなります。
数字を使った見出しの例
数字を使った見出しは、読者にとって情報を整理しやすく、タイトルに目を引きやすい特徴があります。以下にいくつかの数字を使った見出しの例を紹介します。
「5つのコツでおしゃれに着こなそう!」
「10分でできる簡単ダイエットメニュー」
「3つのポイントでストレスフリーな仕事術を身につけよう」
疑問形の見出しの例
疑問形の見出しは、読者に問いかける形で興味を引くことができます。また、疑問形の見出しは検索エンジンでもよく検索されるので、SEO対策にも効果的です。以下にいくつかの疑問形の見出しの例を紹介します。
「なぜあの人は成功するのか?」
「夜更かしは本当に体に悪いの?」
「どうすればもっと効率的に勉強できるの?」
驚きや興味を引く見出しの例
読者の興味を引くためには、驚きや興味を引く見出しを使うことが有効です。以下にいくつかの驚きや興味を引く見出しの例を紹介します。
「実はあの食べ物、すごい効果があった!」
「今、話題のあの場所に行ってきた!」
「あの人がこんなことを言っていたとは…!?」
SEO対策に効果のあるブログ見出しの作り方
ここまでで見出しの基本的な使い方や例をお話してきましたが、併せて押さえておきたいのがSEOです。
SEOに効果がある見出しが作れるようになると、検索結果で上位表示されやすくなります。
そうすることで、ブログへのさらなるアクセスアップが見込めるようになります。
SEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化のことを指します。
つまり、検索エンジン(GoogleやYahoo、Bingなど)で上位表示されるように、自分のサイトのブログなどのコンテンツや設定を最適化することです。
SEO対策としてのブログ見出しの重要性
ブログの見出しは、SEO対策において非常に重要な役割を担っています。
なぜなら検索エンジンは、記事のタイトルや見出しに含まれるキーワードなどから記事の内容を判断し、ランキングを決定しているからです。
そのため、適切なキーワードを含んだ魅力的な見出しを作成することで、検索エンジン上位表示につながります。
SEO対策のためのブログ見出しの書き方
①キーワードを含める
記事のテーマや内容に関連したキーワードを見出しに含めることで、検索エンジンにとってわかりやすく、上位表示される可能性が高くなります。
②簡潔で具体的な見出しを作る
簡潔で具体的な見出しを作ることで、読者が興味を持ち、クリックしやすくなります。また、検索エンジンにも記事の内容が正確に伝わりやすくなります。
③見出しのレベルを適切に設定する
「ブログ見出しH1〜H6の役割と重要性」で解説したように、HTMLで使用される見出しのレベル(H1~H6)は、記事の構造を示すためにも重要です。
H1は最も重要な見出しであり、その後H2、H3というように、見出しの重要度に応じて設定します。
「今ひとつわからない・・・。」という場合は、記事の中では見出し2(H2タグ)のみを使えば、大きく間違えることはありません。
以上のように、SEO対策としてのブログ見出しの書き方は、キーワードの適切な利用、簡潔で具体的な内容、そして見出しレベルの適切な設定が重要です。
これはやっちゃダメ!ブログ見出しの注意点
次に、見出しを作る際の注意点をいくつか解説します。
以下のことはSEOでも評価されず、なによりも読者が評価しなくなってしまいます。
くれぐれもやらないようにしてください。
クリックさせることだけを目的としたもの
ブログ見出しは、読者に自分の記事を読んでもらうための大切な要素ですが、煽ってクリックさせるために(これをクリックバイトといいます)見出しを使いすぎると、読者に嫌われてしまうこともあります。
そのため、クリックバイト的な見出しには注意が必要です。
- 誇張しすぎない
- タイトルと記事の内容が一致しているか確認する
- 適切なキーワードを使用する
読者にとって分かりにくくしない
ブログ見出しは、読者が記事を読む前に最初に目にするものです。
そのため、見出しの内容が分かりにくいと、読者は記事を読むことを諦めてしまうこともあります。
そのため、読者にとって分かりやすい見出しを心がける必要があります。
- 簡潔で明確な言葉を使う
- 専門用語は避け、一般的な言葉を使う
- 目的や重要なポイントを伝える
長すぎる見出しにしない
ブログ見出しは、短く簡潔にまとめることが大切です。
見出しが長すぎると、読者がすぐに理解できなくなってしまいます。
そのため、見出しを短くすることで、読者が記事を読む意欲を高めることができます。
- 32文字以内にまとめる
- 分かりにくい言葉や表現は避ける
- 要点を簡潔に伝える
具体性をもたせ、「その1」「その2」のようにしない
ここまでで解説してきたように、ブログの見出しはユーザーと検索エンジンに「どこになにがあるのか」を理解しやすくするために使います。
そのため、「その1」「その2」といったようなただ番号を振っただけのような見出しにはしないようにしましょう。
また、キーワードを使うことが大事だとここまでで解説してきましたが、「カレー 作り方」のように、キーワードだけを入れたり、並べた見出しは検索エンジンからの評価を下げてしまいます。
ここまでの解説を参考に、「記事の目的を達成させるためにどこを読めば何がわかるのか」がわかる見出しにしましょう。
見出しH4〜H6を無理に使わない
見出しは1〜6までありますが、記事の中で主に使うのは、見出し2(H2タグ)と見出し3(H3タグ)です。
見出し3(H3タグ)以降は、見出し2(H2タグ)を更に細かくした要点なので、増やしすぎると一体どこが重要なのかがわからなくなってしまいます。
そのため、記事の中では見出し2(H2タグ)と見出し3(H3タグ)をメインで使い、よほどのことが無い限りは見出し4〜6(H4タグ〜H6タグ)は使わないことをおすすめします。
デザイン目的にしない
ここまでで解説してきたように、見出しはユーザーと検索エンジン両方に「その記事が何を取り扱っているものなのか」をわかりやすくするために使います。
ですので、「おしゃれだから、目立つから」と言う理由で使わないようにしましょう。
過去記事は大丈夫?!ブログ見出しの改善方法
最後に、ブログの見出しの改善方法について解説をします。
ブログ見出しの改善の必要性
ブログ見出しは、読者が記事を読むかどうかを決める重要な要素です。
見出しが魅力的でなければ、記事があっても読んでもらえない可能性があります。
そのため、ブログ見出しを改善することは、ブログの成果につながる重要な作業です。
過去の見出しを改善する方法
過去に書いた記事の見出しを改善することで、過去の記事でもアクセスを増やすことができます。
見出しを改善する際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 見出しのキーワードを最初に配置する
- 数字や疑問詞を使って興味を引く
- 意味のあるキーワードを使って明確に伝える
テストや実験による見出しの改善方法
見出しの改善方法には、テストや実験を行うこともあります。
テストや実験によって、より魅力的な見出しを作成することができます。
具体的な方法としては、以下があります。
- A/Bテストで見出しを比較し、より効果的な見出しを選定する
- 見出し作成のガイドラインを作成し、それに従って見出しを作成する
- 類似するテーマの記事で、どの見出しが読者にアクセスしてもらいやすいかを調査する
これらの方法によって、ブログ見出しを改善することで、より多くの読者にアクセスしてもらい、ブログの成果を上げることができます。
まとめ
ブログ記事において、見出しは非常に重要です。
見出しを書くことで、読者の注意を引きつけることができ、記事を読むかどうかを決める重要な要素となります。
見出しは、記事全体を要約する役割を担っており、記事の中身を細かく分類し、読みやすさを向上させます。
更にはSEOにも効果があるため、検索エンジンからのアクセスアップが見込める場所でもあります。
ポイントをまとめると
- 見出しはその記事の要点でH1〜H6まであり、数字が小さいほど重要度が高い。
- H1はタイトルで使われるため、記事の中ではH2とH3見出しが中心になる。
- 見出しは分かりやすく簡潔にし、キーワードを含めて読者と検索エンジン両方にわかりやすくする。
となります。
以上が見出しの書き方と使い方について解説しました。
これらのポイントを押さえて、魅力的な記事を書いてみてください。
なお、「まとめ」の書き方について詳しく解説した記事もあります。
ブログからの集客力をアップさせたい方は、ぜひ併せてお読みください!
→「ブログのまとめ書き方 4つのコツと2つの注意点について」記事はこちら