
こんにちは!来客メディアコンサルタントの佐藤旭です。
今回は、2019年8月17日に『株式会社アイマーチャント』様主宰の『マーチャントクラブ』内でセミナー登壇をさせていただいたので、その振り返りをレポートにしようかと思います。
大体の場合、同じテーマに沿ってセミナーを作るのですが、今回は主催者の菅さんから、「これまでの活動を振り返り、裏側を話して欲しい」というリクエストをいただいたので、「ブログの仕組み化に至るまでのお話」と「そこに至るまでの裏側のお話」2つのパートに分けてお話をさせていただきました。
私自身、自分語りは大の苦手。
「とてもじゃないけど、公の場で人様に言えるような立派な人間では…。」と、当日までセミナー構成に悩みましたが、結果として自分自身にとってもとても良い振り返りができたなと思いました。
と言うのも、2か月前から始めたPodcastでもお話したばかりなのですが、”伝えることを前提とした言語化”は改めて自分自身を俯瞰してみる事が出来るからです。
なかなか自分を振り返る機会が無いので、そういう意味でも今回のお題は有難かったな。と思います。
という訳でここからは、それぞれどのようなお話をさせていただいたのか、簡単な概要を書いて行きます。
ブログの仕組み化・成功パターンは決まっている
まず前半でお話させていただいたのは、毎度おなじみブログの仕組み化についてです。
セミナー内で公開しましたが、私自身、ブログのPV数は決して多くありません。
行っても12万程度なんですね。
しかし、メルマガ登録はもちろん、お問い合わせ、お申し込みが無かった月は3年以上ありません。
「なぜこのような状況が続いているのだろうか?」
と言う事を今回セミナースライドをまとめる際に考えたのですが、出した結論が「継続が大事」とよく言いますが、「どのようにして継続するか」と言う事が大事なんだ。と言う事でした。
結局のところ、やり方なんだ。って事かなと。
また、今年の11月で丸6年になるブログですが…最近思う事は「勝ち続けている人の顔ぶれが変わらない」という事。
SEOの世界でいうと、キーワードに対しての順位は世界で1つしかない為、そこが維持できてしまうと誰も入り込めない。
という状況が出来上がってしまっているように感じます。
更に加えると、知名度やスキル・ノウハウにおいても、出来る方がそのまま力を付け続けているので、後続者は追いつけないという状況が続いていると感じています。
もちろん、まだまだブログやネットでの集客で出来る事や入り込む余地はありますが、
- 成功する方
- 成功できない方
それぞれにおいて、パターンが決まってしまっているので、「数年前の様に、がむしゃらにただやっていれば何とかなる事はもうないんだ。」という事をコンセプトとして掲げた内容でまとめました。
難易度が上がってきている感は否めませんが、今でもブログは間違いなく仕組み化できますし、ビジネス・人生を変えてしまう程の影響力を持っています。
しかし、優先順位がどうしても低く、結果「まぁそのうち…」ですとか、「面倒だから…」と辞めてしまう方が殆どで「本当にもったいないな。」
と思う訳ですが、だからこそ、勝ち続けられるステージにまで上がる事がいかに大事なのかと言う事なんだと思うんです。
また、セミナーであれこれお話させていただいたのですが、実はこの仕組み化までの流れは3年以上変わっていません。
と言うよりも、多分このやり方の流れが現状ではベストではないかと思っています。
なぜなら、実践された方は私自身を含め、必ず何かしらの成果が出ているからです。
やる事と流れ自体はいたってシンプルなのですが、やり続けるとなるとかなりハードです。
何よりも今までになかった視点でブログに取り組まなくてはならない為、慣れるまで。そして成果が出てくるまでの忍耐力がものを言います。
とは言え、「いつまでこの状態が続くんだ…」と言う状態が一番苦しいですから、時系列にまとめ「何をしたら何が起こるのか?」と言う事もお話をさせていただきました。
また、集客をする上で「この視点がないとできないよ!」というポイントについてもお話をさせていただきました。
フローにまとめたのですが、多分この視点でお話をしている方は他にはいらっしゃらないと思います。
誰だって裏では人知れず苦悩・葛藤するけれど、人との繋がりで救われ、乗り越えられる
今回の鬼門となるパートでした(笑)
起業を決意した6年前から遡ってお話をさせていただきました。
自分にフォーカスして振り返り、そして伝えること自体が初めてだったので、当日まで構成はかなり悩みました。
コミュニティー内だからこそお話しできたことがかなり多いので、詳しくはかけませんが…
- どんな事がこれまでにあったのか
- 仕事とプライベートとのバランスはどうしているのか
- 普段どんな生活をしているのか
- 何がブレイクポイントになったのか
等、割とぶっちゃけてお話をさせていただきました。
お話を聞いてくださった大先輩からは、「まじめなイメージが強かったけど、結構やらかしちゃっているんだね(笑)。親近感もてたよ。」と、言っていただけたのが嬉しかったですね(笑)
仕事上、表に出す顔があるように、必ずプライベートとなるその裏の顔もある訳ですが、その部分ってなかなか話すことは無いですし、振り返る機会もないかなと思います。
また、人知れず眠れぬ夜を過ごすのは起業家なら誰でもある事だと思いますが、
- どんな事でそうなったの?
- そこからどう立ち直ったの?
とか、私自身が知りたい事をお話してみました。
セミナーで熱が入る事はよくあるのですが、今回は自分の事だったので、客観視しているつもりでも、途中でその時の感情が思い出されたりして言葉に詰まってしまうシーンが何か所がありました。
- 一つは悲しい出来事
- そしてもう一つは感謝の気持ちが沸き上がって来た時です。
特に後者の部分は、今回振り返るにあたり「ここでこの人がいたから」という方が結構いらして、本当にありがたいなとスライドを作りながら目頭が熱くなったのですが、努力するのは当たり前だとして、やはり人との繋がりが今こうしてお仕事ができている一番の理由ではないかなと、改めて思いました。
今でこそめちゃくちゃデカくなっている同期の面々も、当初は励ましあったり助け合ったりしていました。
通勤中にメッセンジャーでやり取りしたり、Skypeで飲み会やってみたり…。
あの時あのメンバーで出会っていなければ、間違いなく今の私はいないなと思います。
お世話になった方も同じくです。
事業が拡大してゆくと立場が変わり、自分がサポートしたり教える側になりますが、「あの頃のあの方の様になれているのだろうか?」と言う自問自答の答えは出ていません。
やっぱ超えられないかなぁって(笑)
ただ、一つ言えるのは、結局は人なんだなと言う事。
自分自身を振り返った時に、変えが得のない存在がいるように、私自身も誰かにとってそうでありたいなと改めて思った日でした。
そう言う意味でも、本当に人との出会いに恵まれているなと思いましたし、俯瞰して自分を振り返る事が出来たのは良い機会だったなと思いました。
何か一つでも参考になる所があれば…幸いかなと。
今年に入りほぼ毎月、私が主宰するアカデミーでのセミナー。
講師のご依頼をいただき登壇させて頂いていましたが、久しぶりにホーム間のある場で登壇でき、「ああ、帰ってきたな(笑)」という気持ちになれました。
場が変われば、登壇者と参加者の立場や関係が変わってくるわけですが、マーチャントクラブの場合はお互いに学びあう場なので、「何か一つでも役に立てば」という気持ちに切り替えられたのは、とてもありがたかったなと思います。
これが参加者全員が生徒だったりすると、「なんかいい事言わなくちゃ!」と、肩ひじ張ってしまい、うまくまとめられなかったかなと。
そんな事もあり、改めて様々な場に身を置く事。
そして自分自身も場を作る立場になる事でそれぞれ得られるものが違うなと思いました。
最近は、主宰するアカデミー内で、「成果が出た方にインタビューをしながら分析をする」という、これまでになかったスタイルで勉強会・セミナーを開催していますが、かなり面白いので、いずれは公募して参加いただけるようにしてゆきたいな。なんて考えています。
最後になりますが、セミナー講師登壇のお話を下さった、株式会社アイマーチャントの菅さん、そしてマーチャントクラブの仲間たちに感謝したいなと思います。
こうした機会を与えて下さり、そして、話に真剣に耳を傾けて下さり、質問して下さりありがとうございました。
基本的にブログを中心としたマーケティングや集客の仕組み化、商品開発についてのお話になりますが、「こんな事で登壇してほしい」というご依頼・ご相談がございましたら、お気兼ねなくお寄せくださいませ。