
この記事では、WordPress初心者の方に「これは入れておくといいですよ!」というオススメのプラグインを厳選してご紹介します。
WordPressはカスタマイズ性が高く、無料から有料のものまで数え切れないほどのプラグインがあります。
それぞれに良いプラグインではありますが…あまりの多さに「結局のところ、どれをいれればいいの?」と迷ってしまいますよね。
ブログで集客やセールスをするためには、プラグインも大事なのですが結局のところ見込み客にどれだけ情報を届けられるのかなので、あまりプラグイン選びに時間を割くのはもったいないのです。
そこで今回は、特にWordPress初心者の方にオススメしたい、最低限これだけは入れておけばOK!というプラグインをご紹介します。
どのプラグインもそれぞれ設定方法と使い方の解説もしてあるので、「これいいな」と思ったらすぐに利用開始が出来ます。
これから WordPressの使用を検討されている方や、まだ導入したばかりで使いこなせていない方は、ぜひ本記事を参考にプラグインをインストールしてください。

どれも私が今実際に使っているものばかりなので、お勧めですよ!
目次
- 【おさらい】そもそもプラグインの役割とは
- WordPress初心者~プロにまでお勧めするプラグイン
- ①Akismet(アキスメット)ースパムコメント対策
- ②PS Auto Sitemapーユーザー向けサイトマップ生成
- ③Google XML SitemapsーSEO対策に使うサイトマップの生成
- ④TinyMCE Advancedー文字装飾機能を追加
- ⑤AddQuicktagーよく使うコードや定型文をボタン登録
- ⑥Table of Contents Plusー目次を自動生成
- ⑦JetpackーSNSとの投稿連携など便利機能が満載
- ⑧All In One SEO PackーSEO対策に必要な機能のセット
- ⑨WordPress Popular Postsーよく読まれる記事をランキング形式で掲載
- ⑩Contact Form 7ーお問い合わせフォームを簡単に作成
- ⑪Black Studio TinyMCE Widgetーウィジェット編集が簡単になる
- ⑫WP User Avatarーアバター画像を簡単に設定
- ⑬Broken Link Checkerーリンク切れを自動でチェック
- ⑭Shortcodes Ultimateーアニメーションやボタン等便利機能が簡単に使える
- ⑮Public Post Previewー下書き記事を公開前に他人も見れるようになる
- まとめ プラグインはまず必要最低限度のものに抑えよう
【おさらい】そもそもプラグインの役割とは
WordPressは非常に柔軟性に富んでいますが、基本機能だけでは機能的に不十分です。
それを補うのがテーマやプラグインです。
例えば、
- サイドバーを追尾させるようにサイトの挙動を変えたり
- CSSやHTMLが分からなくても簡単に文字装飾やボタンを追加したり
- SNS連動ボタンを追加したり
- スパム対策をしてくれたり
- 不正アクセスを防止してくれたり
様々な機能を追加させることがプラグインには出来ます。
この様に、プラグインをインストールすることで、WordPressには様々な機能を持たせることができるのですが、実はあれもこれもと数を入れればいいわけではありません。
これには3つの理由があります。
プラグインは数を入れればいいわけではない3つの理由
一見すると、凄く便利なプラグインですが、以下の3つの理由で、何でもかんでも入れたら良い訳ではありません。
①機能が競合してしまう
1つめの理由は、プラグイン同士の機能が競合してしまう可能性がある事です。
便利なプラグイン…ですが、実は、機能が似通ったプラグインをインストールしてしまうことがよくあります。
似た機能が同時に動くことはないので、お互い邪魔をしあってしまいエラーが発生してしまったり、どちらの機能も作動しないって事になりかねない為、何でも入れればいいわけではありません。
②ページの表示速度が落ちてしまう
2つ目の理由は、ページの表示速度を落としてしまう可能性がある事です。
プラグインには、表示・レイアウト・挙動に関連するものが多くあります。
例えばこのブログの様に、
- 著者紹介項目を追加したり
- 関連記事表示をさせたり
- 人気記事を表示させたり
本来なかった機能をプラグインで追加させています。
しかし、プラグインは1つ1つ読み込んで動かしている為、数が多すぎると、読み込み時間に関係してしまう事があります。
また、表示時間が遅いと、「まだ表示されない!」と読者の離脱率が上がってしまいます。
同時に、表示が遅いサイトは、ユーザービリティーの低いサイトとしてGoogleからの評価も落ちてしまうので要注意です!

③テーマ本来の機能を妨害してしまう事がある
3つ目の理由はお使いのテーマ(テンプレート)と相性が悪いケースがある事です。
相性が悪いと、プラグインはもちろんテーマ本来の機能がうまく作動しないことがあります。
システム上の問題もありますが、機能が①の様に被っているケースもあるので、入れればいいわけではない。と言うことです。
以上の理由から、プラグインは最初のうちは必要最低限度のものに抑え、後から必要に応じて使いする使い方で問題ありません。
では、その必要最低限度のプラグインが何なのか、ご紹介してゆきますね!
WordPress初心者~プロにまでお勧めするプラグイン
①Akismet(アキスメット)ースパムコメント対策
まずは、スパムコメント対策のプラグイン『Akismet』です。
このプラグインはWordPressをインストールすると、元々インストールされた状態になっています。
後は有効化をして設定をするだけで、スパムコメントからブログを守ってくれます!
スパムコメントからブログを守ってくれる
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressのスパム対策プラグインAkimsetの設定方法』で解説しています。
是非併せてお読みください。
②PS Auto Sitemapーユーザー向けサイトマップ生成
次に、サイトマップを自動で生成してくれるプラグイン『PS Auto Sitemap』です。
サイトマップとは、建物で言うと、案内図の様なものだと思ってください。
今殆どサイトマップを見る方はいませんが、ブログ全体の構造を1ページにまとめてくれるので、入れておいてまず間違いありません。
自動でサイトマップを生成してくれる
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressでサイトマップ作るプラグイン PS Auto Sitemapの使い方』で解説しています。
是非併せてお読みください。
③Google XML SitemapsーSEO対策に使うサイトマップの生成
次に、Googleサーチコンソールに登録をする際に使用するXMLサイトマップを自動生成してくれるプラグイン『Google XML Sitemaps』です。
特に検索エンジンからのアクセスを集める為のSEO対策をされる方であれば、「必須」です。
簡単な設定で後はプラグインが勝手にGoogleに送信するためのXMLサイトマップを生成してくれるので、便利でお勧めです。
Googleに送信するXMLサイトマップを自動生成してくれる。
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressプラグインGoogle XML Sitemapsの使い方とサイトマップ送信方法』で解説しています。
是非併せてお読みください。
④TinyMCE Advancedー文字装飾機能を追加
次に、記事を書く際にこのような文字装飾をワンクリックで簡単に出来るようになる機能を追加できるプラグイン『TinyMCE Advanced』です。
HTMLタグが分からなくてもこのプラグインを使えば、簡単に文字装飾が出来るようになるので、ブロガーで使っていない方はいないのではないでしょうか。
ワンクリックで簡単に文字装飾が出来るようになる機能を追加することができる様になる。
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressで文字装飾やハイライトしたりするTinyMCE Advancedプラグインの使い方』で解説しています。
是非併せてお読みください。
⑤AddQuicktagーよく使うコードや定型文をボタン登録
次に、定型文(冒頭でのあいさつ)やよく使うショートコードを事前に登録しておけば、ワンクリックでページ内に挿入できるようになるプラグイン『AddQuicktag』です。
このプラグイン最大の特徴は予めタグを登録しておくと、投稿時に1クリックでそのタグを挿入できるという機能です。
記事を書く際の時短効果も見込めますよ!
予め登録したコードや文言をワンクリックでページ内に挿入できるボタンを追加することができる。
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressの広告管理はAdSense ManagerとAddQuicktagで簡単になる!』で解説しています。
是非併せてお読みください。
⑥Table of Contents Plusー目次を自動生成
次に、見出しから自動的に目次を生成し、指定したページの個所に表示させてくれるプラグイン『Table of Contents Plus』です。
ブログは文字数が多くなると、どこにどんなことが書いてあるのかが分かりにくくなってしまいますよね。
このプラグインを使えば、ページ内の見出しを自動て目次化させて表示してくれます。
(この記事の冒頭にある目次もこのプラグインが勝手に作ってくれました!)
目次が出来ると、読者に記事の概要が伝わりやすくなる為、記事が読まれやすくなります。
見出しの数や種類に応じて目次を表示させるかどうかの設定もできますので、使い勝手も良いです!
見出しを自動的に目次としてページ内にまとめて表示させてくれる。
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressで目次を自動生成するプラグインTable of Contents Plusの使い方』で解説しています。
是非併せてお読みください。
⑦JetpackーSNSとの投稿連携など便利機能が満載
次に、25個の機能が備わった万能プラグイン『Jetpack』です。
今はテーマの機能がかなり増えたので、全部使うことはまずありませんが、例えば
- SNSとの投稿連携
- アクセス解析
- 関連記事表示
等で使う方が最近は多いようです。
(私はSNSとの投稿連携で使用しています)
SNSとの投稿連携など便利な機能が1つにまとまっている
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressプラグインJetpackのインストールと設定方法』で解説しています。
是非併せてお読みください。
⑧All In One SEO PackーSEO対策に必要な機能のセット
次に、Googleを始めとする検索エンジンからのアクセスを集めるSEO対策に効果能ある機能が備わったプラグイン『All In One SEO Pack』です。
GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールに登録する際や、Index設定など細かなSEO対策に有効な機能が備わっています。
検索エンジンからのアクセスを集めるSEO対策に必要な設定が一通りできる
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressでSEO対策を簡単に行うプラグイン All In One SEO Packの設定方法』で解説しています。
是非併せてお読みください。
⑨WordPress Popular Postsーよく読まれる記事をランキング形式で掲載
次に、ブログ内でよく読まれる記事をランキング形式で表示させてくれるプラグイン『WordPress Popular Posts』です。
このプラグインを使えば、ブログ内の記事ごとのアクセス数を自動で集計し、よくある「アクセスランキング」を表示させる事が出来るようになります。
「何か他に面白そうな記事が無いかな・・・。」と思った読者に対して訴求できる効果があるので、使われてる方が非常に多いプラグインです。
ブログ内の記事をランキング形式で掲載してくれる
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressで人気記事ランキング表示ができるプラグインの使い方【WordPress Popular Posts】』で解説しています。
是非併せてお読みください。
⑩Contact Form 7ーお問い合わせフォームを簡単に作成
次に、お問い合わせやお申し込みフォームを簡単に生成、設置することができるプラグイン『Contact Form 7』です。
このプラグイン一つでお問い合わせフォームはもちろん、お申し込み用のフォームやお申し込み後の自動返信メールまで一括で設定できますので、私も非常に重宝しています。
お問い合わせフォームを設置したい方は、このプラグイン一択ではないかなと思います。
お申し込みやお問い合わせフォームを簡単に生成、設置をする事が出来るようになる
このプラグインの詳しい使い方は『【保存版】WordPressでお問い合わせページをContact Form7で作る方法』で解説しています。
是非併せてお読みください。
⑪Black Studio TinyMCE Widgetーウィジェット編集が簡単になる
次に、サイドバーなどのウィジェットを記事の編集画面と同じ操作で編集出来るようになるプラグイン『Black Studio TinyMCE Widget』です。
WordPressでも「テキストウィジェット」がありますが、機能が乏しく、HTMLタグの事が分からないと細かな設定までができません。
そんな時に役立つのがこのプラグインです。
このプラグインがあれば、記事を編集する画面と同じ操作で編集が出来るウィジェットが追加されますので、HTMLタグの知識が無くても、簡単にバナー画像やリンク挿入、文字層装飾が出来るようになります。
ただし、Jetpackとたまに相性が悪くなり、編集画面が崩れてしまうことがあるのでその点だけ注意してください。
記事の編集画面と同じ操作で操作ができるウィジェットが使えるようになる
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressのウィジェットでビジュアルエディタが使えるプラグインの使い方』で解説しています。
是非併せてお読みください。
⑫WP User Avatarーアバター画像を簡単に設定
次に、「この記事を書いた人」で表示させるアバターやプロフィール写真を簡単に設定できるプラグイン『WP User Avatar』です。
WordPressにもアバター設定の機能があるのですが、英語で分かりにくい為設定が出来ない方が良くいらっしゃいます。
そんな方にお勧めをしたいのがこのプラグインです。
プラグインをインストールすれば、プロフィール設定画面で簡単にプロフィール写真もしくやアバターを設定することができるようになります。
「この記事を書いた人」で表示されるアバター写真を簡単に設定が出来るようになる。
⑬Broken Link Checkerーリンク切れを自動でチェック
次に、リンク切れを自動でチェックし、管理画面から簡単に修正ができるプラグイン『Broken Link Checker』です。
ブログは長く運営をしていると
- 紹介している記事が消滅・URL変更された
- ブログ内の記事を削除した・URL変更をした
と言った理由からリンク切れ(リンクをクリックしても「Not found」となってしまう)が発生してしまうことがあります。
リンク切れはSEO対策と言う面からみても評価を落とす原因になりますし、なによりも読者が目的のページが無い事で困ってしまいます。
しかし、全記事で定期的にチェックするのはかなりの労力がかかりますし、見落としてしまう事もあります。
そんな時にお勧めしたいのがこのプラグインです。
このプラグインをインストールしておけば、自動でチェック、リンク切れがあればお知らせしてくれますので、後は管理画面から修正や削除と言った作業を行えばいいだけになります。
リンク切れを自動でチェックし、お知らせ。修正も専用画面で簡単にできるようになる。
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressのリンク切れチェック・防止プラグインBroken Link Checkerの使い方』で解説しています。
是非併せてお読みください。
⑭Shortcodes Ultimateーアニメーションやボタン等便利機能が簡単に使える
次に、ボタンやボックス、アニメーション表示など多彩な機能が使えるようになるプラグイン『Shortcodes Ultimate』です。
このプラグインを使えば
とか
とか
と言ったことが簡単にできるようになります。
テーマによってさまざまな便利機能がありますが、テーマを変えると使えなくなってしまいます。
しかし、このプラグインを使えばテーマが何であっても使えるので、読者に訴求をする際にも役立ちます。
アニメーションやボックス、ボタン機能等多彩な機能が簡単に使えるようになる。
このプラグインの使い方の一例は『注目度UP!WordPressで動くボタンやバナーをカスタムなしで簡単設置する方法』でご紹介していますので、併せてお読みください。
⑮Public Post Previewー下書き記事を公開前に他人も見れるようになる
最後に、WordPressで下書き記事を公開前に他人に見せることができるプラグイン『Public Post Preview』です。
通常の下書き状態からのプレビューで表示されるURLは、他人からは無効なので、WordPressの管理画面にログインしない限り下書きをチェックしてもらうことが出来ません。
例えば記事を公開前にチェックしてもらいたい時や、ログインをせずにスマホなどの端末からチェックをしたい時にこのプラグインが役立ちます。
かなり地味なプラグインなのですが、公開前に客観的にチェックしたい時などに活用しています。
WordPressで下書き記事を公開前に他人に見せることができるURLを生成することができる。
このプラグインの詳しい使い方は『WordPressで下書き記事を他人に見せることができるプラグインPublic Post Preview』で解説しています。
是非併せてお読みください。
まとめ プラグインはまず必要最低限度のものに抑えよう
以上がWordPress初心者の方に「これは入れておくといいですよ!」というオススメのプラグインを厳選してご紹介です。
いかがでしたでしょうか。
プラグインは魅力的なものが沢山ありますが、入れすぎると読み込みが遅くなるなどのデメリットがある為、最初は本記事でご紹介をしたプラグインお勧めプラグインに抑えておくことをお勧めします。

終わったら、次はこれをやりましょう!
ここまで出来たら、次はWordPressのインストールと初期設定を行いましょう!
WordPressブログ完成させたいあなたへ
これからWordPressを始めたい!という方に向けて、手順をゼロから全てまとめました。
ぜひ併せてご活用ください。