Googleサーチコンソールでブログ検索キーワード(クエリ)を調べる3つの方法

この記事では、あなたのブログのアクセスアップや集客に活用できる、Google Search Console(サーチコンソール)を使い、検索キーワード(クエリ)を調べる3つの方法について解説します。

こんにちは!来客メディアコンサルタントの佐藤旭です。

あなたが作ったブログ記事、いったいどんなキーワードでアクセスされているか知りたくないですか?

よくある勘違いなのですが、ブログは公開したら終わりではありません。

公開後にしっかりとGoogleに特定のインデックスされ、そのキーワードで検索上位に表示されるようになってこそ、継続したアクセスや集客につなげる事が出来るようになります。

それをする為には、あなたの記事がどのキーワードで検索結果に表示されるようになっている(インデックスされている)のか?
という事を、キーワードを調べ、抽出した上でライバルサイトのリサーチやリライトをする必要があります。

今回はその記事の検索キーワードを調べるにあたり、無料で誰でもできる『Googleサーチコンソールであなたのブログ記事の検索キーワードを調べる3つの方法』を解説したいと思います。

 

理想を言えば、初動でドーン!といきなり1位を取りたいのですが、なかなかそうはいきませんよね。
でも、このやり方を覚えれば、後からでも検索順位を上げて、アクセスアップ・ブログ集客につなげる事は可能です!

まずは実際にあなたの記事の検索キーワードを調べてみましょう!

Google Search Consoleを使い検索キーワードを調べる(抽出する)方法

このリサーチは、Google Search Consoleに登録していないと使えないので、あらかじめ登録しておいてくださいね。

そして、データが蓄積された状態で実施してください。

目安はアクセスによりますが2~3ヵ月は放置ですね。
これには理由があって、月によってトレンドや仕様の変更などで突発的なアクセスがあってもデータとしては信憑性に欠けてしまうからです。
アンケートも1,000件以上はないとデータとして使えないとかいうアレみたいな感じです。

また、同時に記事公開後はGoogleに『Fetch as google』を使い、通知をしてください。
これをする事でいち早くあなたのブログ記事がインデックスされるようになります。

Google Search Consoleの登録方法は、この記事『Google Search Consoleに登録、サイトマップ送信をする方法』で解説しています。

Googleにインデックスを促す『Fetch as google』の使い方は、この記事『【SEO対策】Googleにいち早くインデックスさせるFetch as Googleの使い方』で解説しています。

 

運営者 佐藤
では、早速使い方をお伝えしますね!

まずは、Google Search Console(グーグル サーチコンソール)にログインしてください。

尚、最新版のサーチコンソールでしかこの機能は使えません。
古いバージョンの画面が表示される場合は、下図の様に画面右上に表示される『新しいSearch Consoleを使用する』と表示された青いボタンをクリックしましょう。

Googleサーチコンソールのバージョン繰り替え

その後に、左側のメニューにある『検索パフォーマンス』をクリックしてください。
そうすると、こんな画面が表示されるはずです。

Googleサーチコンソールログイン後の画面

図のように、解析期間を変更することができます。

3ヶ月に1度の頻度で実施する目安ですので、そのままの3ヶ月で基本的には問題ありません。
あなたが解析をしたい期間を設定しましょう。

ここからは、3通りの方法があるのでそれぞれ解説してゆきますね!

インデックスされている記事一覧から検索キーワードを調べる方法

まずは、『インデックスされている記事一覧から検索キーワードを調べる方法』です。

この方法のメリットは、アクセス数が多い記事の検索キーワードが調べやすい事です。

アクセス数が多い記事は、ブログの認知度を高めるだけではなく、Googleに良い記事だと評価されている記事です。
(そもそも月間検索ボリューム(検索数)が少ないキーワードは今回のケースは除外します)

なので、まずはあなたのブログのアクセス数を支えてくれている記事と検索キーワードを調べる事で、更なるアクセスアップが望める記事を書く戦略を立てる事が出来る。という事ですね!

ここで、図のように『ページ』にチェックを入れてください。

そうすると、図のように現在(もしくは指定期間内)Googleにインデックスされていている記事一覧が表示されます。

Googleサーチコンソールでインデックスされている記事から検索キーワードを調べる手順

次に、検索キーワードを調べたいページのURLをクリックしましょう。

クリックして切り替わった画面で、図のように『クエリ』をクリックしましょう。
そうすると、そのページがインデックスされている検索キーワード一覧が表示されます。

Googleサーチコンソールで記事から検索キーワードを調べた結果画面

ここで、『クリック数』以外の『表示回数』『CTR(クリック率)』『掲載順位』にチェックを入れると、ソートしやすくなるので、必要に応じて項目を設定するといいですよ。

ここでは『表示回数』に注目しましょう。
なぜなら、それだけ露出しているので、検索上位に上がれば更なるアクセスが期待できるからですね!

ポイント

表示回数が多い、クリック回数が多いページは、あなたのブログの看板記事です。
アクセス数の底上げをしてくれるページなので、TOP10はリライトする価値があります。
*10位以下は、時間があるときにやるので構いません。

インデックスされているキーワードから対象のページを調べる方法

次に、『インデックスされているキーワードから対象のページを調べる方法』です。

この方法のメリットは、更にアクセスアップが見込めるキーワードから対象のページを調べられる事です。

『検索パフォーマンス』画面を表示させ、画面の中ほどにスクロールしてみましょう。

Googleサーチコンソールログイン後の画面

そすると、インデックスされている検索気ワード一覧が表示されています。

ヒント

下図の様に『クエリ』が選択されている事を確認しましょう。

Googleサーチコンソールで検索キーワードから記事を特定する画面

次に、どのページなのか知りたい検索キーワードをクリックしましょう。

そうすると、次の画面に切り替わります。

図のように『ページ』をクリックしましょう。
そうすると、その検索キーワードでインデックスされているページのURLの確認ができます。

Googleサーチコンソールで検索キーワードから記事を特定し終わった画面

特定の記事から検索キーワードを調べる(抽出する)方法

最後に、『特定の記事の検索キーワードを調べる方法』です。

この方法のメリットは、検索順位を上げたい記事の検索キーワードをピンポイントで調べられる事です。

『検索パフォーマンス』の画面上の方に図の様な個所があります。
『+新規』をクリックし、『ページ』をクリックしましょう。

そうすると、このような『ページ』と記載された、URLを入力する画面が出てきます。

『次を含むURL:』のままで、その右側には検索キーワードを調べたい記事のURL全て。
もしくはドメインを抜いたページのURLを入力してください。

例)https://up-blog.com/google-search-system/の検索キーワードを調べたい場合は
https://up-blog.com/google-search-system/もしくは/google-search-system/を入力する。
という事です。

入力が終わったら、『適用』ボタンをクリックします。

無事にソートができると、このように指定したあなたのブログURLから、その記事の検索キーワードを調べる事が出来ます。

特定のキーワードでのインデックスを確認する方法

ここまでで、あなたのブログの検索キーワードの調べ方を解説しましたが、中には「このキーワードでインデックスされているか知りたい。」という方もいらっしゃると思います。

そこで最後に、『特定のキーワードでのインデックスを確認する方法』を解説しますね。

この方法のメリットは、狙ったキーワードでのインデックス状況が調べやすい事です。

例えば「ブログ 集客 やり方」で検索1位を獲りたい。とした場合、そのキーワードでインデックスされている記事があるかどうかを確認したい場合に使います。

キーワードインデックスの結果が思わしくなかったら…

もし、インデックスされている記事が無かった場合は、そのキーワードに相応しい記事が無かった。
とGoogleに判断されてしまったという事になります。
その場合は、そのキーワードで狙った記事を見直しましょう。また、まれに狙っていなかった記事がそのキーワードでインデックスされているケースもあります。
その場合は、その記事をリライトしたほうが、新規で記事を書くよりも成果に繋がりやすいのでお勧めです。

それでは、調べ方です。

『検索パフォーマンス』の画面上の方に図の様な個所があります。
『+新規』をクリックし、『検索キーワード』をクリックしましょう。

そうすると、このような『検索気ワード』と記載された、キーワードを入力する画面が出てきます。

『次を含むクエリ:』のままで、その右側にはインデックスされているか調べたいキーワードを入力します。
入力が終わったら、『適用』ボタンをクリックします。

指定したキーワードもしくは、それと関連する複合キーワードでのインデックスがあった場合、このように一覧が表示されます。

では、そのキーワードでどの記事がインデックスされているが気になるので、調べてみましょう。
調べたい検索キーワードをクリックします。

そうすると画面が切り替わりますが、次にその画面上の『ページ』をクリックしてください。
これで、指定したキーワードでインデックスされている記事が何なのか?が具体的に分かります!

ブログの検索キーワードを調べたら、順位管理と対策をしよう

さて、これであなたの記事の検索キーワードを調べる(抽出する)事ができました。

この後がとても重要です。
知っただけでは、アクセスアップはできません。

なので、必ず順位を維持したいもしくは上げたい記事はツールを使い、定期的に管理をするようにしましょう。

僕がお勧めするのは、有料ですが『COMPASS』と言う買い切り型のツールです。
この画面のように、登録をしたURLとキーワードでの順位確認がいつでもできるだけではなく、ライバルサイトを含めた検索キーワード順位確認。
トレンドキーワードや関連キーワードのリサーチまでを行う事が出来ます。

compass画面

蓄積されたデータは、PDFなどのデータで抽出することもできるので、コンサルティングの際にも重宝しています!

compass画面PDF

 

検索キーワードの順位を確認しつつ、同時に行いたいのが『リライト』。つまりは記事のメンテナンスですね。
Googleは検索順位を決める要因を

  • リンク(被リンク)
  • コンテンツの質(ユーザーに求められ、喜ばれるもの)
  • ランクブレイン(GoogleのAIの傾向を把握したコンテンツ作成)

だと発表しています。
リンクは自力で増やす事はなかなか難しいですが、コンテンツの質とその質に繋がるランクブレイン(この辺りは別の記事で解説しようと思います)はこちら側で改善と対策が可能です。

冒頭にもお話をしたように、最初から1位になれる記事を書く事は超難関です。
なので、ブログを運営してゆきながら、スキルアップしてゆき、既存の記事をリライトする事で、質を高め、ランクブレインの動向を把握した記事にしてゆく事が出来ます。

僕もリライトを行っていますが、新規記事を書かなくても3桁のアクセスが集まる記事が増えてきて、リライトの効果があって驚いています。
公開後20万回以上読まれた記事も出てきたので、効果は保証できますよ。

re01

増え方があからさまでびっくりしました。

 

詳しくは『【ブログのリライトやり方まとめ】過去記事を検索1位にした全手法を公開! 』で解説しているので、あなたのブログ記事の検索キーワードを調べる事終わったら、是非チャレンジしてみてください!

まとめ 検索キーワードを調べる事はスタートに過ぎない!
Google Search Console をもっと使おう!勿体ない!

と、言う訳で『Google Search Consoleで記事の検索キーワードを調べる方法』はいかがでしたか?

ブログでアクセスを集めるって、裏ではこんな地味な事をやるんですよ(笑)

でもね、アクセスが上がり始めるとホント楽しいよ!

あなたの記事がこれでもっとたくさんの人に読まれるようになりますように!

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