
この記事では、Google Analytics(アナリティクス)で解析をしたいデータの期間を変更する方法。また、比較をする方法を解説します。
こんにちは!来客メディアコンサルタントの佐藤旭です。
アクセスを解析する際に、1年前の同じ月や、月や年ごとの比較をしたい事、ありますよね。
Googleアナリティクスでは、解析データの期間を変更したり、比較させることができます。
そうする事で、例えばキャンペーン広告を打ったことによる変化や、Googleのアップデート時の影響を調べる事等ができます。
では、どうしたらいいのか。使い方を詳しく解説をしてゆきますね!
- 期間を指定してアクセスデータを解析したい。
- 前年など、指定した期間と比較をしてデータを解析したい。

目次
Googleアナリティクスでレポートの表示期間を変更する方法
それでは早速設定方法です。
Googleアナリティクスの管理画面の左側のメニュー『ユーザー』の中にある『概要』をクリックしましょう。
そうすると以下のような画面が表示されます。
図で示しているように、期間を指定する個所と、更にその期間のデータを『時間別』『日』『週』『月』と、表示単位を変更して見る設定が出来るようになっています。

ただし、週と月は期間が短すぎると点だけで表示されてしまいます。
週なら最低1ヶ月、月なら最低2ヶ月以上の期間に設定をお勧めします。
それではこの画面から、期間の指定をしてみましょう。
画面右上に表示されている期間をクリックすると、以下の様に指定ができる画面が表示されます。
希望する月を一発で指定する方法
希望をする月のデータを確認したい時は、画面右上の期間が表示されているところをクリック⇒下の図の様に確認をしたい月をクリック。
これで指定ができますので、最後に『適用』ボタンをクリックし、確認をしてください。
定番の期間を指定する方法
よく使われている定番の期間でデータを確認したい時は、画面右上の期間が表示されているところをクリック⇒下の図の様に『カスタム』をクリック。
ここで指定ができますので、最後に『適用』ボタンをクリックし、確認をしてください。
デフォルト(初期設定)の期間を変更する方法
尚、Googleアナリティクスは、デフォルト(初期設定)の期間が7日間になっています。
もしあなたが、もっと長い期間で最初から表示されたい時は以下の手順で設定を行いましょう。
- 画面左下にある『設定』をクリック
- 表示された画面で下の図の様に『ユーザー』をクリック
- 『デフォルトの期間』という項目があるので、右隣りの期間をクリックし、指定
- 最後に画面右下にある『変更を保存』ボタンをクリックすれば変更が完了します。
地味ですが、もしあなたが毎回過去30日間の表示に切り替えていたのなら、役立つ機能です。

過去のデータと期間を指定して比較する方法
次に、過去のデータと期間を指定して比較する方法です。
データの比較は大きく分けて
- 前年同時期と比較
- 指定をした期間で比較
この2通りが確認できます。
前年同時期と比較する方法
前年同時期と比較をするには、下の図のように、
- 期間をクリック
- 表示される画面で比較する期間を指定する
- 比較にチェックを入れる
- 『前年』を選択する
- 『適用』をクリックする
この手順で確認ができるようになります。
指定をした期間で比較をする方法
指定をした期間と比較をするには、下の図のように、
- 期間をクリック
- 表示される画面で比較する期間を指定する
- 比較にチェックを入れる
- 『カスタム』を選択し、期間を入力する
- 『適用』をクリックする
この手順で確認ができるようになります。
期間を比較すると、下の図のような画面が表示されます。
表示させるレポートの画面により、内容は異なりますが、具体的な差を確認することができます。

また、『時間別』『日』『週』『月』と、表示単位を変更して見る設定が出来るようになっています。どこまで比較したいのかに応じて設定をするといいですね!
集客に繋げる為、お勧めする使い方
お勧めをするのは、コンバージョンや集客メニュー内での比較です。
特に、Googleのアップデートによりアクセス数が増減したときや、コンバージョン数に変化があった時、いつごろからの変化なのか。
そして、具体的に何に変化が起こったのかという事を解析するときに役立ちます。
アクセス数が急激に変化した際は、『これで解決!ブログのアクセス数が減った原因をすぐに調べる方法』の記事を参考に一度分析をしてみることをお勧めします!

まとめ 期間データの比較を活用し、改善点などを洗い出そう
以上が、Google Analytics(アナリティクス)でデータの期間変更と比較をする方法です。
どうしても『今』をみがちですが、過去との比較を行う事で
- どこが良くなったのか
- どこが悪くなったのか
というポイントが見極められるようになります。
こうしたデータがあるからこそ、振るわないコンバージョンを改善したり、次に更に高いコンバージョンや売り上げにつなげることができるのです。
ですから、毎日は必要ないですが、月の最後やおすすめをするブログPDCAの1クールの3ヶ月毎など、少しまとまった期間でチェックをするようにしてみる事をお勧めします。
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