
この記事では、集客ブログのリード文の書き方と押える5つのポイントと構成例を詳しく解説します。
SEO対策にも効果があり、記事が読まれ、集客に繋げたい方は是非参考にしてください。
こんにちは!来客メディアコンサルタントの佐藤旭です。
ブログで集客をする為には、記事が読まれる必要があります。
何故なら、読まれない事にはあなたから商品やサービスを購入する必要性を感じてもらえないからです。
読まれる記事にする為には、キーワードと記事の中身が重要ですが、実はもう1つ重要な要素があります。
それが『リード文(冒頭文)』です。
読者は記事を開き、ページを読み進める前に「この記事は本当に読むために時間を割く価値があるのか?」「自分の欲しい情報は本当にここにあるのか?」と言う事を冒頭の文章で判断しますが、それが瞬時に伝わらないと、最悪の場合は読み進める前にページを閉じてしまいます。
とはいえ、実はただ書けばいいわけではありません。
そこでこの記事では
- リード文の作り方の5つのポイントと構成例
- 大きく分けて4種類のニーズがありそれにあった書き方
- リサーチのポイント
この3つを順番に解説してゆきます。
ステップバイステップで組み立てられるようにしてありますので、ブックマークし、繰り返し読みながら記事を書く際にお役立て下さい。

目次
集客ブログの基本的なリード文の作り方と5つのポイント
まずは、リード文の基礎から押さえてゆきましょう!ポイントは大きく分けて以下の5つです。
- どんな人に向けた記事なのか
- 記事にはどんな内容がかかれているのかという全容
- 誰が書いた記事なのか明記する
- 精読するとどうなるのか、メリットを提示し行動を喚起しよう
- まとめと連動させ、セットにする
それぞれ詳しく解説してゆきますね。
どんな人に向けた記事なのかを明確にする
まず大切なのは、「どんな誰に向けた記事なのか」と言う事を一言で明確にする事です。
例えば、ブログ記事のリード文が書けない方に向けたのであれば、
「この記事はブログ記事のリード文の書き方が分からない方に向けて書きました」
と言う具合です。
「今の自分に必要なものだ」と初見で思ってもらえないと、読者は離脱してしまいます。
ですので、何はともあれまず最初には「この記事はあなたに向けています」と言う事が分かるように、その事を明確に文章で伝えましょう。
ここでのポイントは、「検索ユーザーのクエリ(検索時に使われる語句やフレーズ)を意識し、それがここにありますよ」と言う事をアピールする事です。

「ブログ リード文 書き方」であれば、この3つの単語を入れ、「この記事はブログ記事のリード文の書き方が分からない方に向けて書きました」と言う風になりますね。
逆に、「文章の書き方」では、先に挙げた3つのキーワードの答えになるのかどうかが分かりません。
検索を意識するのなら特に、最初の120文字にすべてを込めよう!!
特に検索を意識した場合、検索結果で表示される記事の概要(ディスクリプション)は、
- 冒頭120文字から抜粋される
- プラグイン等で任意に設定をしたディスクリプションから120文字
このどちらかの傾向が非常に強い事が、リサーチをした結果、分かりました。
稀に本文集からの抜粋と言うケースもありますが、共通しているのは「検索ユーザーが知りたいと予測できる語句やフレーズが含まれる文章だ」と言う事です。
抜粋のされ方は、100%確実とは言い切れない事から、上記2点はそれぞれ保険をかけあう意味でも設定、設置しておくと良いでしょう。
例えば、All in One SEO Packでは下図の様にディスカッション設定が可能です。
保険をかける意味でも、記事の要点はここにも入れておくようにすることをお勧めします。
(テーマにその機能がある場合は、そちらでも大丈夫です。)
記事にはどんな内容がかかれているのかという全容
2つ目に、具体化させた対象には、何らかの知りたい情報があるので、それがどの様に満たせることを明確にしましょう。
つまりは、この記事には一体どんな内容がかかれているのか。という事を最初に述べるという事です。
例えば、先ほどの例を元に組み立てると、
「この記事はブログ記事のリード文の書き方が分からない方に向け、初心者でも簡単に組み立てられる4つのステップを解説します。」
と言う具合です。
こうする事で、読者が検索をして探していた情報がここにあるという事、そしてそれを満たす条件も知れる事が伝わりますので、「これは読むしかない!」と思ってもらいやすくなります。
また、問題提起をし、「うん、その事で悩んでいる(知りたい)んだよね。」と、読者が頭の中で「Yes」と首を縦に振る様にするのも効果的です。
誰が書いた記事なのかを明記する
3つ目に、誰が書いたのかと言う事を簡単で構いませんので、記載しましょう。
例えば、「○○の専門家、○○です」と言う具合にです。
今インターネット上では似た情報が増えすぎた事。
また、信憑性に欠けるフェイクニュースも増えてきたことから、「この記事の情報を本当に信用していいのかどうか」読者は内心不安です。
例えば、ブログ記事のリード文の書き方について調べた時、筆者情報が一切ないブログ。
「ブログで生計を立てている○○です」とその筆者がブログのプロであることが分かるブログ。
言うまでもなく、後者の方を信頼しますよね。
ですので、あなたがどのような立場で、この記事を書いたのか。
また、信用ができるのかどうかを判断できるように簡潔に一言の自己紹介で構いませんので掲載してください。
精読するとどうなるのか、メリットを提示し行動を喚起しよう
4つ目に、読み終わる事でどうなるのかと言うメリットと、行動喚起をセットで記載しましょう。
例えば、
「この記事を読み、ステップに沿って実践する事であなたも読者に精読されるリード文をかけるようになりますよ!
ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。」
と言う具合です。
ブログに限ったことではないのですが、相手に何か行動をしてもらいたい時は
- 具体的な変化や見返り
- その為にはどうしたらいいのかを伝え、促す
この2つはセットにして伝えないと、悲しいくらい行動を起こしてくれません。
ここまでの流れを汲み、組み立てると…
こんにちは!来客メディアコンサルタントの佐藤旭です。
この記事はブログ記事のリード文の書き方が分からない方に向け、初心者でも簡単に組み立てられる4つのステップを解説します。
ブログ記事を精読してもらう為には、リード文が何よりも大事です。
なぜなら、読者はこのリード文で読み進めるかどうかを判断するからです。
とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたの為、4つのステップに沿ってリード文を組み立てる方法を解説したいと思います。
この記事を読み、ステップに沿って実践する事であなたも読者に精読されるリード文をかけるようになりますよ!
ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。
と言う具合のリード文が出来あ上がるという訳です!
まとめの文章と連動させ、セットにしよう
最後に、まとめの文章と連動させる事です。
以下の記事で解説してあるように、ブログ記事がまとまらない原因に「始まりと終わり(着地点)」がすれてしまう事が挙げられます。
関連記事:これで解決!恐ろしく読まれるブログ記事の書き方と構成テンプレート
そうならない為のポイントは、最初で提示したことが精読後、本当にそれが叶えられているのか。と言う事をまとめでも記載し、筋が通るように組み立てる事です。
例えば、
「以上がブログ記事のリード文の書き方が分からない方に向け、初心者でも簡単に組み立てられる4つのステップでした。」
と言う風にです。
当然ならが、リード文で読者に提示し「読むとこうなるよ。」とコミットしたことがまとめで守られていないと「あれ?なんか変じゃない?」と本文に違和感が出てしまいますよね。
そうならない為の抑止力が働きますので、リード文はまとめの文章と連動させる。セットで考えるようにしましょう。
専門家としてブログを運営されている方は特に、以下の様な構成がお勧めです。
あいさつ文の中に、「実際にそれを解決してきた経験がある」と言う事を提示する事は、読み進める前に読者に安心感を与える効果が見込めます。
ただし、リード文には読者にとっての緊急度と重要度によって書く事、長さを変える必要があります。
具体的にどのようなものなのか、次に解説してゆきますね。

他のブログ解説記事ではあまり見ない視点なので、目から鱗が落ちる方もいらっしゃるはずです!
ブログ記事は緊急度と重要度で大きく分けて4種類ある
リード文は凄く大事な役割があり、4つのポイントを押さえると良いという事がここまででお分かりになったと思います。
しかし、リード文はかけば良いという訳ではありません。
と言うのも、下図の様に読者の「緊急度」と「情報の重要度」が関係するためです。
- 重要で緊急な事:エラーを解決したい。病院の情報を知りたい。等。
- 重要だけど緊急ではない事:集客する為のブログの作り方を知りたい。結婚式場の情報を知りたい。等
- 緊急だけど重要ではない事:駅から目的地までの経路を知りたい。タレントの代表作をど忘れしたので、知りたい等。
- 緊急でもないし重要でもない事:ゴシップ情報がメイン
この様に分けられます。
この中で着目をしたいのが、緊急度です。
と言うのも、緊急度が高い情報に対し、長い前置きや豆知識などは一切不要だからです。
例えば、もれそうでトイレに行きたいけど、初めての土地でよく分からない為、道行く人にトイレの場所を尋ねたら…
「この町は300年の歴史があってね・・・。」なんて語られ始めたら、たまったもんじゃないですよね。
こういう時は、「それなら、そこの交差点を右に曲がるとパチンコ屋があるから、そこで借りられるよ。」と、端的に情報が知りたいはずです。
つまり、ブログでも同じことが言える訳です。
そこで、緊急度に分けると下図の様になります。
この様にして、緊急度が高いものは、極力端的に「この記事にはあなたの求めている情報があるし、解決できる」と言う事を提示したのなら、とっとと本文に入るようにしましょう。
当然ながら、本文中でも余計な情報は一切入れず、読み進めればまっすぐに読者の緊急の要件が済むように組み立てましょう。
例えば、
「この記事では、○○のエラーの解決方法を、プログラマーの私○○が4ステップに沿って解説します。
順調に進めば、10分程で解決できますので、落ち着いて取り組まれてください。」
と言う具合で、本文に入ってしまいましょう。
ここまででリード文の組み立て方と長さの目安について、おおよそ理解ができたと思います。
最後に、リード文の内容と長さを決める目安について解説します。
リード文の内容と長さを決める2つの方法
先に挙げた4つのマトリックス
- 重要で緊急な事
- 重要だけど緊急ではない事
- 緊急だけど重要ではない事
- 緊急でもないし重要でもない事
これらでおおよそリード文の決め方は目安ができますが、以下の2つも参考にすると、より決めやすくなります。
どうまとめるか迷ったら、参考にしてみましょう。
自分ならどうするかを考える
これは先に挙げた4つのマトリックスと近いのですが、「実際に自分が読むのなら、どうだろう?」と考えてみましょう。
個人差はあると思いますが、大事なのは筆者が読者の事を察する事です。
また、記事を書く上で大事なのは「余計な事は含めない事」です。
例えば、身の上話をしたり、関連性の低いお話を途中で挟むなどです。
特の冒頭では、読者の頭の中には「この記事、読む価値あるの?自分の知りたい事、知れる?」しかありません。
ですので、極力端的に必要な要素以外は盛り込まない様に、そしてそれをしていないかをチェックしましょう。
リサーチ結果を参考にする
やはり、既に検索上位に掲載されている記事は、よいお手本になります。
1~2記事だけでは判断がつきにくいので、お勧めは最低でも5記事。理想は10記事は狙ったキーワードで検索上位の記事を読み込んでください。
そして、
- 検索結果で表示されるディスクリプション
- 記事のリード文
この2か所に着目し、
- 検索ユーザーが何を知ろうとしているのか
- それに対し、筆者がどう述べて精読を促しているのか
この2点をメモ帳などにまとめ、特徴と把握するようにしましょう。
最初はなれなくて、手間取ってしまうと思いますが、回数を重ねてゆくと、ざっと見るだけで押さえるべきポイントがおおよそ分かるようになってきますよ。
まとめ リード文は命!丁寧に作り込みましょう
以上が集客ブログのリード文の書き方と押える5つのポイントと構成例です。
もちろん、SEO対策をしたい方にも効果があります。
ポイントは
- どんな人に向けた記事なのか
- 具体的にどのようにして1を満たすのか、その全容
- 誰が書いた記事なのか明記する
- 精読するとどうなるのか、行動を喚起しよう
- まとめと連動させ、セットにする
これら5つを押さえる事。
そして、
- 重要で緊急な事
- 重要だけど緊急ではない事
- 緊急だけど重要ではない事
- 緊急でもないし重要でもない事
これら4つのうちどれにあたる内容なのかを判断し、リード文の長さを調整しましょう。
また、リサーチをする事で、すでに評価されている記事のリード文をサンプルとして収集できますので、併せて活用してみると良いでしょう。
尚、記事の全体の構成を知りたい方は、テンプレートに沿って埋めて行ける『これで解決!恐ろしく読まれるブログ記事の書き方と構成テンプレート』を併せてご活用ください!
あなたの記事が、一人でも多くの読者に届き、喜ばれますように!
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